増税に伴い、ごみ処理費用が掛かるようになる。(建築廃材等)不動産営業マンは解体費用を高めに見積もっておくべき理由

皆様、こんにちは。

実家の稼業の手伝いをしながら転職活動をしている修行僧です。本日から消費税が10%ですね。ブログやYouTubeでこれから「消費税」を題材にした記事が増えそうなきがしますが、今回もそれに伴うかもしれないブログです。

解体工事で出た建築廃材・アスベストの捨て方がめんどくさくなった。

先日、実家の稼業で出た廃棄物を捨てに行ってきました。修行僧の住んでいる地域は大きな建設会社さんが処理場を運営しているのでだいたいの「廃棄物」はここに持っていきます。受付の方々は気持ちよく挨拶してくださるとってもいい会社さんです。

ということでリフォームの過程で出た陶器のおトイレ便器や水道管などをもっていざ出発、道はなれたもんですが積んでるものが何とも言えないものなので運転は慎重に行きました。

着いてすぐに廃材を受け取ってもらう。

処理場についてからもスムーズにいきました。たった一つの廃材をのぞいて・・・・( ゚Д゚)はい、ごみの中に石綿水道管が混じってました。これはあかんわけです。アスベストは基本的にガラ袋に入れて口をしっかり締めて処理場に持っていく必要があるわけです。しかたがないので一度戻ろうとしたときに、受付の方が「○○さん」と声をかけてきてくれました。ちなみに顔見知りの人です。

修行僧 「はい、どうしました。」

顔見知りの人 「明日からコンマ1のガラ袋使えなくなるんで、そのごみ今日中に持ってきてください。」

修行僧 「了解っす」

というやり取りをしたわけですがここで僕の頭には?マークが一つ二つ・・・。「コンマ1の袋ってなんだ?」

時間も十分にあったので早速Google先生で検索してみました。

ゴミの量や土の量を表すときは業界の皆様は1リューベで考える業界だそうです。確かに建築士の勉強をしているときに出てきたことがあります。ちなみに1リューベ=1000リットルです。

「それが今回のルール変更にどう関係があるのか?」ということですが以前は0.1リューベの市販のガラ袋にゴミを入れて受け入れてもらえたわけですが、10/1本日からは0.5リューベの処分場指定の袋でしかゴミの受け入れができなくなったとのことでした。そうコンマ1の袋というのはこの0.1リューベのことでした。ちなみに処分場指定の袋は1800円の0.5リューベでした。

ゴミを減らしましょうという国からのお願い。

ゴミ処理というのは基本的に行政の指導の下、管理運営を行うので文句も何もありませんし、仕方のないことです。処分場の方に文句言っても意味がありません。

おそらく中国がプラごみを買わなくなったり、消費税増税に伴っての通達なりが入ったのかなと思いました。

今後解体工事・リフォーム工事・残置物の片づけで影響あり。

空き家問題で揺れ動く日本ですが、これは少なからず影響が出そうですね。弊社でもごみ処理費用をもらわないとこれからはわりに合わないということになりました。また袋の大きさも0.5リューベからの受付なので建築廃材が出たら最悪は事業所で一時保管をする必要も出てきますね。これは非常に煩わしいですね。ゴミなんだから早く捨てさせてくれと思ってしまいます。

不動産で空き家等を解体するときは見積もりに注意すべし。

つい2.3か月前の感覚で解体費用を見積もると後からもっとお金がかかったいうことになりかねません。以前の金額よりも多めに見積もっておく必要がありそうです。解体業者さんはよく値下げの時に頑張ってくれたりするんですがあまり値下げの話もしないほうがいいかもです。

凄く大きな影響はないかもしれませんが今後じわじわとくる内容かなと思います。解体やゴミ捨てに限った話ではないですが、「値下げありきの交渉」は今後は気を付けないといけませんね。

特に不動産はお客様から「安くして」と言われる場面が多いのでお気を付けください。