皆様、こんにちは。、
本日は天皇陛下、即位礼正殿の儀でした。厳かな雰囲気は痺れますね。本日は祝日ということですが、私は作業をして積み重ねていこうと思います。
先週の日曜日は宅建試験でした。
不動産業者として、年に一回は会社の従業員が少なくなる日があります。宅建試験の試験日です。修行僧は以前、働いていた会社では宅建を持っていない人間は「無免許」扱いにして勉強するように厳しく言われていました。当時無免許(宅建なし)の私もご多分に漏れず厳しく指導されていたのですが、苦痛だとかという感覚はなかったです。これは私が仕事で上司に恵まれていることなのですが、私を指導して下さった方々は皆さん「勉強」をちゃんとされている方でした。今でも覚えているのは「知識は力だよ」と言われたことは私に大きな影響を与えています。正直、不動産業界は「勉強?そんなもんいいから数字出せ!」という業界だと偏見を持ってました。
結果を出している人は努力している。宅建試験の勉強もその一つ。
不動産業界はまだまだ古い体質の業界で「勉強」とか「資格」とかを馬鹿にする風潮がありますが、それでも数字を出している方々は自己負担で努力をされているんですよね。だから宅建もその一つとして頑張ってみればいいかも思いました。
そこで今年残念な結果になってしまったかたへ参考になるお話をしようと思います。
合格率を上げるためには具体的に「なに」をすればいいのか?
結論は4つ
①二日と空けずに勉強する。
②勉強する順番に気を付ける、順番は宅建業法→法令制限→税その他→権利関係。
③5点免除を受ける。
④早く勉強を始める。
では具体的に説明していきます。
①二日と空けずに勉強する
これは勉強癖を付ける、宅建を「気になる存在」にするという意味で書きました。忙しく社会人として働いていると、満足に勉強できないこともあるかと思います。ですが1日2ページ、3問とかでもやらないよりはやったほうがいいです。テキストを見ることによって自分の脳に「宅建」のことが刻み込まれます。忙しく日々仕事をしていてもふとした瞬間に思い出すようになればしめたもんです。僕は気になって仕事終わりに少しでも勉強しようという気になりました。ちなみに試験3か月前とかは一日2時間ぐらい勉強してました。
②勉強する順番に気を付ける、順番は宅建業法→法令制限→税その他→権利関係
宅建試験でよく言われるのは「宅建業法、法令制限、税その他で点数を稼ぎましょう」と言われます。これは権利関係は法律初学者には得点するにはなかなか難しい科目であり、覚えることも多いということで「力をかけすぎないようにする」ということです。
こまかな用語、考え方、など時間をかけて積み重ねないといけない科目とのことです。知人は権利関係で12点、宅建業法で20点 その他の科目で5点取って合格したという方がいました。この方は司法書士を目指されている方で民法の問題の読み方や解き方を体得されている方でした。
もちろん、権利関係でも解きやすい問題もあるので全く勉強しないでいいということはありません、得点できるところは得点できるように努力すべきです。大事なことは無駄に時間をかけすぎないようにすることです。個人的には代理、相続、不動産登記法、借地借家法、抵当権あたりはとっつきやすかったです。
上記の順番で勉強することで「点数を取る」経験ができます。勉強を進めていくと試験1か月前とかは「過去問」をやり始めることになります。過去問をやり始めたら、点数が取れないとテンションが下がりまくるわけです。逆に点数が取れるとテンションもあがり、やる気も上がるので過去問をこなすことが楽しくなってきます。そうなるためにも「得点しやすい分野で確実に点数を取る。」これが大事なんです。
ですから勉強する順番は宅建業法→法令制限→税その他→権利関係でいきましょう。
③5点免除を受ける
これは説明不要ですね、宅建業者にお勤めなら五点免除の研修を受けることができます。試験前から5点得点したものとみなしてくれるこの制度はありがたいこと、この上ありません。資格取得を本気で考えているなら受けるべきです。
④早く勉強を始める
上記の①と②と少し繋がってきますが、テストが終わったばかりの今ですが、来年の合格を目指すのであれば今この瞬間から勉強すべきです。勉強できるときにしておくことで期間が少し空いてしまったとしても知識を思い出しやすくなります。また、順調に勉強が進んで早い段階で過去問に入れたら余裕が生まれます。できた余裕で難しいと言われる「権利関係」の勉強ができて仕事にいかせるかもしれません。目的は「宅建試験合格」ですが、付属してくる効果もいい影響が出るということです。
ですから、早く勉強することをお勧めします。
まとめ 宅建試験合格率を上げるためには、、、4つのポイント
①二日と空けずに勉強する。
②勉強する順番に気を付ける、順番は宅建業法→法令制限→税その他→権利関係。
③5点免除を受ける。
④早く勉強を始める。
以上です。来年の宅建合格に少しでも役立てていただけたら幸いです。