近隣トラブルで揉めたら早い段階で弁護士や裁判所に相談すべき理由 当事者の間に第3者を入れるメリット

皆様、おはようございます。

先週から一気に冬になり服装が冬仕様になった修行僧です。

昨日の夜、テレビ番組で近隣トラブルを扱っていたので番組を見て思ったことを書きたいと思います。

修行僧も過去に経験あり

不動産業に携わると年に1回ぐらいの割合で「近隣トラブル」に出くわします。私が出くわしたのは「道路トラブル」でした。大概の場合は近隣トラブルになると「認識の食い違い」「言った言わない」「やったやらない」といった感情のもつれが最大の原因であったりします。

昨日のテレビを見られた方はわかると思いますが、そこまで揉めてしまったら基本的に当事者間で解決することはほぼ不可能です。お互いの気持ちの問題なので話し合いもできず、うやむやになってしまい未来のお子様の代、もっと言うとお孫様の代までの火種になります。

だいたいのかたはここで、グレー状態のままで月日がたち、いつしか地域のなかで噂になります。噂になるくらいならいいですが、最悪、お持ちのご自宅を処分するときに影響がでます。正直に言うと「売りづらくなります」買う側からしたら揉め事があった場所にある不動産を買いたいか、買いたくないかといったら・・・。ここから先は自粛します。

結論から修行僧が経験したことを一例にしてお話ししたいと思います。

結論、揉めてしまったら早い段階で弁護士等に相談する 間に入ってもらう

トラブルになってしまう前の段階であれば、話し合いでの解決も可能かもしれませんが、大体の場合は既に揉めてしまっているので当事者間のみの話し合いでは不可能ですから、揉め事を解決する「専門家」に間に入ってもらい解決をするしかありません。

トラブルの当事者の間に入ってもらうことで、冷静に、落ち着いて協議をすることができます。昨日のテレビでは傷害事案にまでなっていますが、少なくともそこまで事態を悪化せることはないでしょう。また間に入ってもらうのは法律家ですから、法律の観点で見たときに「違法なのか?」「違法じゃないのか?」ということも把握できて、一つの物差しになると思います。

現実的な話し、修行僧の経験から

私は、当時媒介契約をした物件の掃除と建物周りの点検をしていた時のことです。近隣の住民5.6人が出てきて取り囲まれました。( ゚Д゚)(リンチにかけられるとかはなかったですよ(笑))そちらの物件は建物の裏側に私道に接していました。以前から媒介の物件とその他の物件で揉め事があったようで隣が騒がしくなり気になって出てきたようです。

出てきた住民に今までの経緯を話されて、状況の理解はできました。その時、私はまともに話を聞いてるふりだけしときました(笑)

ひとしきり話を聞いて、私は皆様に「どうして然るべき、専門家に相談しなかったんですか?」と聞いてみました。それを聞いた皆様は「いや、そこまでは・・・・( 一一)」 言葉は悪いかもしれませんが私の中で「この人たちは問題を解決する気がないな」と思いました。

以前のブログにも書きましたが、ありたい姿があるのであれば、それに向かって行動するしかありません。それをめんどくさがってうやむやにしていれば昨日のテレビのような「格好のネタ」にされるだけです。

弁護士や裁判所に相談することの最大のメリット

専門家に間に入ってもらうメリットは上記で書きました。ここでは裁判にすることで得られるメリットをお伝えします。

これはズバリ「ルールが明確化」することです。裁判にすれば良くも悪くも白黒決着がつきます。問題を長引かせているのは明確なルールが無いからです。そんな状態で文句だけ言っても意味がありません。ならば法律に従い、ルールをはっきりさせること。これが前に進むために必要なことではないでしょうか?

今のご時世「言わなくても、察してくれる」なんて都合のいいことはありません。自分の権利は自分で守りましょう。

※弁護士さんや裁判所に相談しても解決しない場合もありますので悪しからず。やるなら自己責任です。