自分で考えて、決断するべし。

皆様、こんにちは。ブログを二日間サボっている修行僧です。

 最近は自分のPCの具合がよくなく、近いうちに自作パソコンを組もうとたくらみ中です。自作PC組む時の動画でも取ってブログやツイッター、YouTubeに投稿しようかと思っています。

自分で考えて決断するからこそ、道が開ける。

 今でこそ不動産の仕事から離れつつありますが、今までのお客様の傾向で「これはあんまりよろしくないな」と思ったことがあったのでブログを書いてみたいと思います。

 結論から言うと、私が「よろしくない」と思ったのは、「自分で考える」ことができない。「決断」ができないという方々でした。不動産業はどうしても、ほかの業種と違い特殊な部分があります。そんな業種ですのでどうしても「決断力」というものが大事になってきます。そして「決断」するためには「自分で考える」ことが大事になってきます。 

お客様の事例から

 以前に、自分の会社に「相続予定の実家」の相談に来られたお客様のお話です。相続されたご実家の固定資産税・都市計画税・相続税等の支払いが将来的に心配だという相談内容でした。ご家族相談者の妹様・兄様・病院に入院している母様で父様はすでに他界されています。この時点で母様は既に高齢あるということ。相談者の妹様はパートのお仕事で収入はあまり高くない、お兄様も事情があり収入はあまり高くない状態でした。相続の権利者は妹様とお兄様と二人のみです。相談者の妹様は私のところに来る前にほかの人の相談したりしたみたいで一つご要望を伺いました。相続予定のご実家はある程度の広さがあったので「今ある建物を活かしてグループホームにできないか?」というものでした。この要望は建築基準法の条件を満たすことができず諦めていただきました。結局のところは将来的には実家を売却をしてアパート等に引っ越して生活費を抑えるのがいいかもということで「売却」のお話しました。この時点で母様は意思決定能力がないということで弊社で司法書士の先生に頼んで後見代理人になってもらう話まではしていました。

 とりあえず、ご親族にそうだんするということでその場は一旦帰っていただきました。

 結果はやはりというか、当然というか、親族から「よく考えろ」と言われてとりあえずこのままでいくというお電話が返ってきたわけです。私はうすうす気づいていいたのでなんとも思いませんでした。但しこれからを生きる上で「あぶないな」「よろしくないな」と思っていました。

よろしくない理由二つを以下にまとめてみました。

私の考えですから、「絶対」はないので少し独断・偏見が混じりますが・・・

 まずは1つめです。

ご親族の「よく考えろ」という言葉は全くこのご兄弟のことを考えた発言ではないということ。 

 これは不動産や相続などを扱う業種のかたはわかるかもしれません。このご親族は相続権がないので相談されたところで専門家クラスの知識を持っていなければ的確なアドバイスはできません。決断を急ぐなという意味で言ったのかもしれませんが今後命取りになってしまうかもしれませんね。

 2つめの理由です。 親族の言葉によって思考停止になってしまった。

 妹様もお兄様も今は母様の看護(介護)で精一杯という感じでした。お気持ちはわかりますがそんな時にこそ法律の専門家であったり相続の専門家に任意後見人として近くにいてもらうのが得策ではないかと私は考えます

 

自分で考える、決断する。

 あたりまえの話ではあるんですが、最近は何をするにしても責任の擦り付け合いであったり誰かのせいにすることで自分はうまく逃げるという不調が流行っているように思えます。もちろんできないことはできないわけですから何でもかんでも責任を負うべきということはいいません。

 ですが今後生きていく上で「自分の頭で考えて、決断する」ことができない人はどんどん割を食わされる世の中になっていくと思っていますし、ましてや「常に誰かのせいにする」ことを考えている人同様だと思っています。

何が正しくて何が正しくないのか答えはありませんが少なくとも自分の頭で考えて行動することが必要だと私は思っています。

本日もありがとうございました。