相続した不動産を死守せよ!消火よりも防火の意識が大事です。

うちは相続なんてないから大丈夫(。-`ω-)  甘いです(°д°)

 おはようございます。ブログの方向性も決まりまたコツコツとインプット、アウトプットを繰り返すことになりました相続君です。(`・ω・´)ゞ

 このブログを読まれている方は【相続】についてどのように思われていますか?

 たいていの方は【家には関係ない】と思われているでしょう。相続君は繰り返し皆様に伝えていきたいと思います。その考え【甘い】です。

相続財産が不動産のみという不都合な事実 不動産は資産の中で最も分割しずらいものです。

 皆様のご両親はほとんどの場合、【持家】にお住まいかと思います。この持家、言い換えると不動産になりますが、相続が発生した場合一番揉めやすい資産になります。

 「単純に売却して現金にしたら、それを分割すればいいじゃないか?」というご意見もありますが簡単に売却できるものでしょうか、、、

 ケースバイケースですが相続する人間が複数人いたり、不動産自体が売却できないこともありますのでことは簡単ではなさそうです。相続して負債になることもありえます。

 このブログでは相続対策で主に記事を書いていきますが、相続が起こってからではできることは限られます。

 対策する中で一番大事なことそれは【予め対策しておく】この考え方につきます。もちろん相続が起こってしまった後でも手立てはありますが、予め対策しておくことは相続においては非常に有効です。

 具体的には、弁護士、司法書士、税理士、不動産業者等の専門家に相続の相談をする。遺言書を書いてみる。家族内で話し合うなどです。

 ですからタイトルの通り防火の意識が重要になってきます。是非とも【消火よりも防火の意識】をもっていただけたら嬉しいです。

相続する資産が少ないからと言って対策する必要がないというのは間違いです。相続対策は必要です。(。-`ω-)

 上の見出しは平成29年 司法統計年報から引用です。

 結論から申し上げますと、【家に資産がないから大丈夫】という考えは捨てたほうがいいです。実際今住んでいる持家も資産ですし、遠方に住んでいる親族の方の持家を相続する可能性だってあります。

 【お金がないから大丈夫】、【財産がないから大丈夫】という考えは捨てたほうがいいです。現実は富裕層ほど相続で揉めず、それ以外の方々が相続で骨肉の争いをしているのです。

 今仲良く話している親族の方とこれからも仲良くしていきたいのであれば、【消火よりも防火の意識】をもって相続に少しでも関心をもって備えておくことが大事です。

 具体的には、然るべき専門家に相続の相談をする。遺言書を書いてみる。家族内で話し合うなどです。

既に相続が起きてしまっている方へ

 そうは言っても、既に相続が起きてしまっている方もいると思います。

 その場合には必ず専門家【弁護士・司法書士・不動産業者】に相談しましょう。

 揉めてしまっているのであれば司法の判断に委ねるしか解決策はありません。後見人が必要であれば裁判所の認定を受けた司法書士に【後見人】になってもらい適切に資産を処分する。処分の過程で不動産業者とタッグを組んでもらい売却していく。

 具体的にはこのような感じです。

 繰り返しになりますが、相続対策で有効になるのは予め対策を取っておくことになります。

 具体的には遺言書を書いておく(できることなら公正証書遺言がお勧めです。)、弁護士、税理士、司法書士、不動産業者に相談しておく、家族内で一度相続について話しておく。などです。

 冒頭でお伝えしたことは既に相続が起きてしまっていたり、相続で揉めてしまっている場合の【対処法】です。円満に相続問題を解決するには家族内での話合いであったり、専門家の知識、適切な手続きが必要になります。予めそれらの行動をしておくことで対策になるわけです。

 このブログにお付き合いしてくださる方には有効な解決策を提案できるように私が努力していくしだいです。

これから、よろしくお願い申し上げます。(`・ω・´)ゞ